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2008.06.22 (Sun)

祭りの後。 後編

さあ、後半戦に突入しますよ。美月です。前回までのあらすじ――って、小説の投稿だとつけなくてはならんのですが、そんな難しいことはちいとできないので、前回記事「祭りの後。 前編」を参考にして下さい。(笑)
と、コマーシャルしたところで早速後半です。結局一週間たっちゃいましたね、前回記事から……(汗)
話の展開としては、六月十二日、帰り道から。どーぞ。

 * * *

そんなわけで、部誌をもらうことができた私はるんるんで香椎とともに電車に乗ってO駅につきました。いつもは香椎、私と帰る時は私が使う経由のバスを使ってくれるんですけども、その日は偶然にも手持ちのお金がなかったらしくって。「定期使っていつもの経由で帰んなきゃいけないや(汗)」てなことで、香椎の使う経由のバス停の前で別れました。

でも、その前に。
私は、一つ見覚えのある影を反対側の歩道に見つけていたのです。

香椎と別れて、私は小走りに。自分が利用するバスのバス停を素通りして、反対側の歩道を歩いている人影と並びます。それが本当にその本人かどうかを確認して、車がこないかを一応見てから、私は反対側の歩道へと横断歩道のないところを渡りました。

「……どうも、こんにちは!」
「あ! ――どうもです」
どうも最近伸ばしてるらしい茶髪(注:染めてません)をピンク色のシュシュで一つにくくっただけの斬新な髪型と、某難関H高校の制服である紺色のスカート。グレーのニットベストは学校指定ではない夏服スタイルで、小型ディジタルオーディオプレイヤーのイヤホンが似合ってしまう、スクールバッグに傘を引っ掛けた、すれ違う通行人に迷惑そうな顔されそうな小柄な高校生!!
そう、偶然にもそれは刹那先輩だったのでした。(笑)

「こんなことってあるんですねぇ……」
「ねぇ?」

まさか、この人のために部誌をもらってきたその日の帰りにばったり会えるなんて、全然思ってませんでしたよ。しかも香椎が一緒に帰れなかったというナイスタイミング。あの子と一緒にバス停に並んでいたら、絶対会えませんでした。
偶然でいつか会えるだろうとは思っていましたけれど、それがまさかそんな日だとは思いませんでした。
神様すげえ……。
この時ばかりは、神の存在を信じましたよ。崇めました、神を。都合のいい時だけ神を頼る私は苦しい時の神頼みな、ご都合主義者です(笑) いけませんね!

て、ちょっと待った。
今、私がこの手に持っているのは……?

『では、一部とっておきますね。郵送しても構わないですが、上下それぞれ百ページ超ありますので……きっついです(涙) 近々会える日をセッティングしていただくことになりますが、よろしくお願いしますね(はぁと)』
『了解です! テストも明けたんで基本は暇なんですよね~。来週は例外的に土日埋まってるけど、それ以降は遅めの時間なら確実に大丈夫なんで!』
『私は二十九日からテスト一週間前になるので、その前にしていただけたら嬉しいです。その後だと七月の十三・十四日、十九・二十日になってしまうのが心苦しいのですが……』
『無理やり二十八日とかにしてもいいけど、キツイ……よね? だったら七月って方向っすかね?』
『文化祭が終わればもう暇ができるので、そこからコツコツ勉強していけば大丈夫だと思います! 今回のテストもそこまで点が悪くなかったので、はい、多分……(笑) 二十八日でも構いませんよ!』
『あ、じゃあ二十八日で! 早く読みたい刹那先輩なのです(笑』
『……了解いたしました(笑) 何時からがよろしいでしょうか? 私は一日中暇なので、お任せします!』
『私は二時くらいからなら大丈夫ですよ~。あ、あと質問なんですけど――』

▼この時、刹那のためを思って必死に部誌を得てきた美月の心に惑いが生じた

会うための口実にもできるし、まあそれはそれだね♪ と思っていたのに、あっという間にその機会がなくなる危機が訪れました。悩みました。かなり悩みました。この部誌、持っていることを話すべきか話さないべきか考えました。今右手にぶら下がっている有隣堂の袋の中身が、自身が欲しがっている部誌であると教えるべきなのか困りました。

「えっと……」

▼美月は、とりあえず刹那の部誌に対する反応を観察することにした 最低だ

「実はですね、今日製本が終わりまして……今ここに、部誌、あるんですよね」
そして、そんな試すとも言うべき行動をとった美月に、刹那先輩が取ったアクションは、

▼ 1、喜び勇んで飛び跳ねた 
  2、ちょっと迷惑そうな顔をした
  3、黙ってニコニコ笑いながら両手を差し出してきた

……正解は三番です! 正解者の皆様、おめでとうございます。貴方には、「SETSUNAマイスター」の称号をお与えしましょう! ……いらないですか? では代わりに、「徒然なるままに… ―美月の随筆」オリジナルグッズを抽選で三名様に差し上げ――……ません(爆)
まあとにかく、黙ってニコニコ笑いながら両手を差し出してきやがりました。困ったのは私です。

そんな顔しないでくださいよぉ……

滅茶苦茶あげたくなっちゃうじゃないですか!

だったらあげろと言われそうな感じですが、そこで素直にハイって渡してあげられないのが性でして。だからもう、変なところで素直にそれを言うことにいたしました。
「でも、これを今渡しちゃうとぉ……折角メールで打ち合わせたのが水の泡、且つ二十八日会う口実がなくなっちゃうんですよねぇ……」
「……(´・∀・`)」

そんな顔しないでくださいってば。

「わかりましたよっ……(笑) じゃあ待ってますよ。そう、目の前に餌を置かれて『待て!』と言われて息荒くヨダレをだらだらとたらす犬のごとく待ってますよ!」
だ、そうで。刹那先輩、さすが物書きって感じで比喩がリアルだから嫌です(笑) 本人小さい時ご飯を「餌」と言っていたっていうんだからよっぽどリアルです。
――それはさておき、なんかそこまで真剣に欲されてしまうと、どうしようもないのが馬鹿な私。
だから、次に会う時がどうのこうのという話は、もうどうでも良くなりました。いいじゃん、別に。今会えたし。

「でも、先輩にそんな風にサドいことはできないので……せっかくですから、今お渡しします」

「……っ! 本当に!? やったぁぁぁっ!!」


言って有隣堂の袋を差し出した時の、刹那先輩の嬉しそうな顔を、私は忘れられません。(笑)


たかが高校生のがきんちょどもが作った部誌だよ? 皆アマチュアだよ? 初心者もいるよ? 初心者じゃないけど下手な人いるよ、約一名?(←
なのにこんなに喜ぶという、単純な人。さっきの話じゃないですが、犬みたいです。犬だったら間違いなくしっぽを振り回していたでしょう!
早速受け取って有隣堂の袋からいそいそと部誌を取り出す刹那先輩の顔は、とっても輝いておりました。(笑)
渡してよかったなって思いましたが、なんでそんな幸せそうな顔できるんでしょうね?
「うわっ、厚い……!」
袋から部誌を取り出して、刹那先輩がまず述べた感想がこれでした。そう、今年の我が文芸部部誌において特筆すべきはその厚さ。一冊あたり一センチメートル強あります! 上下二冊あわせたら、もちろん二センチメートルです。て、小学生でもできますねこの計算(汗)
「ほら、うちの部のは薄いじゃん? この厚さ……少しイラストのページがあることを考えても、ねえ?」
「中身がみんな小説で(笑) 詩とかの短い奴がほとんどない上に、今年は一年がいっぱい書いたんで」
その張本人が今まさに貴方の隣に。
「そうなんだー。……じゃあ、読ませてもらいます!」
そうして話は、一気に「部活について」にシフトいたしました。私達の会話は、五分十分で全く別のものに変わってしまいます。恐ろしや……

そのシフトした「部活について」の話。
刹那先輩は、前にもお話しましたが現在文芸部に所属するれっきとした物書きです。私なんかとは違って常に自分の可能性を開拓しようと奮闘している彼女は、授業中にも内職でルーズリーフや原稿用紙に小説をつづるという熱心さを披露(あれ、本業の学生は?)(……成績は平均平凡ですよ。っていっても、旧学区トップ校の平均ですけど。orz)(一応頭いいのですこの人)
この前のメールなんかには、新たにサスペンスに手を広げようと思っていると書かれていました。もっとも、肝心なトリックが思いつかないという致命的な話もしていましたが……(苦笑)


なんですが、しかし。

最近彼女の所属するH高校の文芸部は、人数の少ない演劇部と活動を同じ場所にされたそうで。

それだけならまだしも、演劇部の先輩というのが文芸部と掛け持ちをしているそうで。

その先輩の影響で、演劇部の活動をやらされているという。


……(´ー`*)。


まあ、仮にも刹那先輩は私と同じで演劇部に所属しちゃいましたが。かなり上手かったんですが。やたらと演技上手かったんですが。ええ。私より所属してた年数少ないのに何故か私より上手いんですが……orz
しかし、よりにもよって演劇部ですか、旦那!(笑) 何やらとんでもない運命を感じなくもないです。
まあ、文芸部と演劇部って基本部活の性格似てるしね(笑)
で、その演劇部の活動をいちいち携帯でムービー撮ったりして遊んでいて、その結果携帯を部室に忘れて帰ってしまうんだとか。だから時々メールがぶっ千切れるんだな、と美月は変に納得した次第です(笑)

そんでもって、つい最近やらされた活動が「くじを引き、その紙に書いてある台詞を言う」だったそうです。似たような演技練習に、「くじを引き、その紙に書いてある台詞を必ず言い、一つの劇をアドリブで仕上げる」という「ペーパーズ」なる練習がありますが、それに似ているらしいですよ。私もやりました、ペーパーズ。意外に難しいんですよ……orz
そのそれは台詞を読むことに重点を置いたものでしたが、ちなみに彼女の先輩は、台詞を「言いたかった」訳ではなく、どちらかというと「言わせたかった」っぽいと、彼女は語っておりましたが。ちなみにそれと同じくして、
「まだ一回も男役の台詞を引けてないんですよー(´A`)ノ」
とも言っていました。基本刹那先輩は男役担当だったんですよ? そのいかにも少年なボイスと見た目が影響して(笑) 本人、今も女役は好きじゃないっぽいです。

話は戻って、それで刹那先輩が引いた台詞が、「好きって言ってくれなきゃ、~~しちゃうぞ☆」なる、とってもお馬鹿な且つ可愛い台詞だったそうです。……えっと、「~~」の部分はちょっと忘れてしまったんですが。とにかく、ヤバイ台詞ではなかったですよ? 
で、刹那先輩、本人いわく苦手な女の子の台詞を、頑張って言うこととなりました。

その時、先輩に耳元でささやかれて急遽変更して言ったその台詞を、実演してくださいましたが……

私を右手で指差し、左手を腰にあてがい、ちょっと小首をひねって。


「好きって言ってくれなきゃ、殺しちゃうぞ

meet0612



……ぐはぁっ!!!
どあぁぁぁっ! げぎゃはぁぁぁぁっ! ぶほわぁぁっ!!(以下略)

▼刹那の攻撃! 美月は奇声を吐いて気絶した 美月に一万のダメージ(好ヒット)

本当はあんまり得意ではないはずの超女の子な可愛くってラブリーなヴォイスで、茶目っ気たっぷりなポーズで、極めつけの制服姿で、毒々しく響くその言葉を私に向かって一言。
夜七時近くの交差点、見知らぬ人もいたので大きな声ではなかったですが、しかし絶対に見られているはずなのにそれを厭わず。
「好きって言ってくれなきゃ、殺しちゃうぞ☆」。


……いっそのこと殺されたいかもしれない。(爆)


ちなみに上のイラストがその時の様子です。あんまり上手くないですが、こんな感じ。
滅茶苦茶可愛かったんです。すっごく、本当に殺されてもいいやって思うくらい可愛かったんです!
部活の方ではもっと頑張って、声もその時の数倍大きく腹式呼吸で言ったらしいんですが、まず「上手い……」と言われ、「でも上手いんだけど、凄く痛い……」と言われちゃって、「頑張ったのにー……!( `A´)ノシ」と言っていましたが。(笑)
リア友諸君。今度彼女に会ったら、是非にリクエストしなさい!
あの人サービス精神満載だから、きっとやってくれるよ……(*´∀`)ノ


部誌あげたのに、それ以上のものをもらってしまって全然等価交換になりませんでした。(笑)


ちなみにその後、もしそれがなければ一時間半をかけ全行程徒歩で帰らなければならなかった(注:彼女はお母さまに「最近運動不足なんじゃない?」と言われバスカードを取り上げられてしまったのです。過酷……)刹那先輩のお母さまが、しかし優しいことに車で迎えにいらして。で、そこでばいばいになったのですが。

「あのー……二十八日なんですけど、どうしますか?」
「……そうだねぇ」

そう、話すのが楽しくってすっかり忘れていましたが。
既に約束だけはしてあった二十八日、私がとっても楽しみにしていた二十八日がどうなってしまうのか、私は最後に聞きました。
どんな返事をされるか――一応、覚悟はして。
そんな私に、刹那先輩はやっぱりちょっと小首をひねって。


「別に、それとは関係なしにやっぱり会ってもいいよー?(笑)」

▼女神様光臨 刹那の背後から神々しい光が 美月は思わず崇めた


優しすぎてグッジョブな我がバイブル兼兄貴兼彼氏に、とっても嬉しくなって私が思わず言ってしまった台詞は最悪でしたが。

「……愛してます!(*>w<)ノ」

そして、そんな私に刹那先輩がきらきらの笑顔で返してくださった言葉は最高でしたが。

「こっちもです!(*^-^)ノ」



こっちもです。

こっちもです。

こ っ ち も で す ……(脳内リピート)



ど ん な 女 子 高 生 二 人 組 だ 。
でもお蔭で、とっても楽しい夕暮れの記憶ができました(笑)

ちなみにこの後、それまで毎日部の活動で帰りが遅く父に高校まで迎えに来てもらっていた私は、父への連絡を忘れてしまっていることに気がつかず、結果父を高校まで行かせることになってしまい、滅茶苦茶に怒られてしまったのですが。
家族のためすら思って行動できない私が、刹那先輩に「愛してる」なんていうのは一万年と二千年早く、八千年過ぎた頃にやっと言えるようなそんなんだったのかなぁ……なんて、アクエリオン風に落ち込んだ美月だったのでした。

『好きって言ってくれなきゃ、殺しちゃうぞ 』
『こっちもです!(*^-^)ノ』

……そんな風に素敵な笑顔の貴方と、合体したいなあ、なんて……orz
この前カラオケで香椎とまみちゃんとアクエリオン歌ってから、ぶっちゃけ「一万年と二千年」が離れないのは病気でしょうか?

 * * *

さあ、そんな楽しいできごともありました文化祭前。あっという間に前日準備の日も過ぎて、文化祭当日がやってきました。
美月のクラス13HRは、文化祭全体の案内をすることになっていて……っていうのは、書きましたっけ? 書いてないかな? まあとにかくすることになっていたんですが、やっぱりクラスの方の当番にも参加せざるをえず、本当は部の方に入り浸っていたかった私の欲求はあえなく却下されたのですが、でも本当にその当番の時以外は、部の方に入り浸ってました(笑)
途中、三年生の聖焔先輩と一緒にキャラメルポップコーンを買いに言ったりしましたが、おいしかったです。クラスの有志参加も侮れないのが我が高校の文化祭。……どこでもそうですか?

で、今年でめでたく三十号の我が部の部誌。
朝から結構な人にお越しいただきまして、最後には完売でした。
あ、完売っていっても無料配布なんですけどね(笑)
最後の方にはもらえない人まで出してしまって、心苦しい限りでした(再笑)
ていうか、よくよく考えたら私の代は全員三十号ぴったりからのデビューなのよね。年一回文化祭のみでの発行なので、次のぞろ目・三十三号には参加できないのがおしい限りです……もし予算に余裕ができたら是非とも季節号とか発行してみたいですけど(笑)

文化祭当日には、津村先輩と和泉先輩がお友達を連れて来て下さいましたー。
一番最初に会ったのは、私が丁度クラスの交代で休憩所の当番に入る時でしたので……朝十時十五分くらいかな? 廊下でまさかのばったりを。
「あ――! こんにちは!」
「おーう。やっほー」
んでもって津村先輩とは廊下でせめてハイタッチと。( ^-^)人(≧∀≦)←こんな感じ。
しかし、朝から来てくださったんですよね……感謝感激雨あられです☆

それからは、クラスの方の交代で一時間休憩所の当番に、その後一時間案内所の当番に当たっていまして、結局部活に舞い戻れたのは十二時でした。途中でクラスメイトのひろひろ(♀)が属する食品栄養研究部のクッキーを買い求めたりしましたが、おいしかったですねえ。我が高校の食研は、毎年文化祭にクッキーとミートソースのパスタを販売するのが伝統なのですが、本当においしいんですよ。今年は金券の手持ちが少なくてミートソースパスタの方は食べられなかったんですけども、来年は是非とも列に並びたいものです♪

なんかオチがないですけども……

そんな感じで午後一時くらい。クラスの方の仕事から解放されてくつろいでいた美月の元へ、いよいよあのお二方がやってきました!
「やっほー、美月ちゃーん」
「どうもでーす」
既に午前中には部誌をもらいに一度来てくださったというお二方。そう、津村先輩と和泉先輩です。――ここまでくればもう説明必要ないなあ……
詳しくご説明いたしますと、私の中学・演劇部でお世話になった一つ年上の先輩になりますから、高校二年生。津村先輩が社長(実質部長)で、和泉先輩が社長代行(実質副部長)でした。やー懐かしいですね。会ったのは、和泉先輩が去年の中学の文化祭で会った九月が最後、津村先輩がばったり会った十一月が最後になりますから、半年から一年、会っていなかったことになる訳で。
で、当然「久しぶりですねー」って話になりました。

美月「津村先輩と会ったのは……去年の十一月ですか」
津村先輩「あれ、あったっけ? 八月に部活に顔出したのが最後じゃね?」
美月「ほら、駅前で偶然ばったりと……あの日私は上月先輩の高校の文化祭に行った帰りだったんですけど」
津村先輩「…………! ああー! あの時ね! 世界堂で! 会った会った!」
美月「でしょうっ!? 会いましたよね! ……で、和泉先輩とは去年の文化祭が最後ですよね」
和泉先輩「うん、そうだねぇー」
津村先輩「あの時ね……ウチは急に体調不良を起こしていけなかったっていう(苦笑) いくつもりだったんだけど、お母さんに『……止めたら?』って言われて、『うん……止めるわ』っていって布団に倒れてた(笑)」
和泉先輩「そうそう、それで私は友ちゃん(注:上月先輩のこと)と一緒にいったんだよね(笑)」
津村先輩「上月さんって言えばさ……ウチ今会ったら絶対に気まずいと思うんだけど(苦笑) なんか雰囲気変わったよね? そうだ、髪染めたの、あの人?」
美月「いや、去年の十一月に会った時点ではまだ……だったと思います。化粧はしてましたけどね(笑) そう言えば上月先輩メアド変えましたよね? 前にメール送ったらエラーで返ってきて」
津村先輩「あー、変えた変えた。なんだっけ、ナギ(注:ご友人)から『メールアドレス知ってる?』って聞かれて、『いや知らない……』って言ったら、なんか最終的にはわかったっぽくて送ってくれたんだけど」
美月「あ、じゃあご存知なんですね?」

まあ、こんな会話を中心に。
その他、中学の演劇部のことやら(次はいつ行く? 夏休み? という話。まーちゃんには一番会ってないなあ、とか)刹那さんのことやら(津村先輩「あの人何部に入ってんの?」美月「私と同じで、文芸部ですよ」津村先輩「あ、書くんだもんね(笑) でもあいつがああいうの書いてるの読むと、いいんだけど『……ヘッ』って思うんだよね」和泉先輩「あー思う。内容は普通にいいんだけど、それを書いてるのが刹那さんだと思うと……(笑)」。二人とも言いたい放題ですよ、本人いないのいいことに)、そしてイーゼルちゃんのことやら、話はたくさんありましたけれど。ちなみにイーゼルちゃん、彼女は津村先輩と和泉先輩のお二方にも修学旅行のお土産を渡したそうですよ。
「正直渡された後話もなくて、『本屋行くからー』って別れちゃったんだけどね(苦笑)」
「うん、ちょっと気まずかったよね(笑)」
と、お二人はそんな風に話していましたが。加えて私や刹那先輩とも会う約束をしていたと知ったら、津村先輩はこんなことを言いました。

「……せっかくだから一気にやればよかったのに」

……確かに!
「そうしたら全部で五人ですよね……かなり盛り上がれたでしょうね」
「そうだねー。でもまあ、イーゼルちゃんとしてはきっとウチ等の都合にあわせてくれたんだよ!(笑)」
最終的には、そういう結論に至りましたが。うん。はい。

でも、また久々にみんなで集まってつるんだら楽しいんじゃないかと思った次第です。

で、今回はそんなお二方とどのくらい話したのかって?


まあ、軽ーく一時間も。


正確には四十分くらいですが。でも、うちの部のブースに机とイスとで休憩所を作ってあるのをいいことにそこまで語り倒すか……。もしかしたら蒼菜先輩達に冷たい視線を向けられていたかもしれません(汗) お二人はお友達を連れていらしていたのですが、その人にも辛い一時間だったかも……?
「話すことあると話すんだよね(笑) 向こうからしゃべってくれたりすると、それにあわせて話が盛り上がるんだけども。……そう言えば、前に刹那さんとTSUTAYAで会った時、出入り口のところで二時間くらい話したし。駐車場にお母さんを待たせてたから、滅茶苦茶怒られた(苦笑)」
津村先輩が言ったように、私達はそういうメンバーです。(笑)

そんな感じで、終了しました文化祭。
部誌の感想はまた読み終わった時にいただけるということでしたが、どんな風に言われるかドキドキです。私は読み終わりましたよ。他の人のやつで面白かったものは全力で勧めてみましたが、自分のについては……抱いた感想はただ一つ。

「長いなー……」

つまらなくはないかもしれないけれど、他の人の作品に比べると二倍以上の量があるって、いきなり読んだらちょっと疲れる長さでした。ごめんなさい。来年も書きます、その量(爆)

 * * *

六月の前半は、忙しく過ぎていきました。
まずはイーゼルちゃん、文化祭準備と製本作業、刹那先輩で大きくクレッシェンドして、津村先輩と和泉先輩でフォルティシモ――盛大なメロディが流れた後の今、少しずつデクレシェンドしていく生活が続いています。
テストの順位通知が来て、クラス一位になって。
部の三年生が引退することになって、お菓子パーティをやって。
そのために紅茶のシフォンケーキを焼いて。
卵を二、三個無駄にして、母に怒られて。
お菓子パーティの場で、二年生の月霧先輩が部長に、冬桜先輩が会計にそれぞれ就任されて。
一年生から、私が副部長になって。
「ここで副部長だと、来年部長だよ」と蒼菜先輩と美月先輩に言われて。
払い戻しされる予定の金券を、実行委員さんがくれた袋に入れて名簿に金額と名前を書いたら、もう祭りは終わったんだな、と感じました。
祭りの後は、不完全燃焼の感とただの楽しかった思い出だけが残ります。そしてそれは、いつもの普遍な日常へと昇華していく――

『眠れない街に 愛する女性(ひと)がいる
 お前だけが死ぬほど好きさ 秋風のSHADOW
 終わらない夏に 誰かとめぐり逢う
 夢の中で彷徨いながら 涙も枯れ果てた Uh……

 底無しの海に 沈めた愛もある
 酔い潰れて 夜更けに独り 月明かりのWINDOW
 悲しみの果てに おぼえた歌もある
 胸に残る祭りの後で 花火は燃え尽きた Uh Wow……

 引用~♪祭りのあと/桑田桂祐』

と、言いたいところですが。
六月の祭りは、まだまだしばらく終わりそうにもありませんね。(笑)
来週、二十八日が楽しみです。

美月でした。

11:05  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

期末テストもソロソロ終わった頃でしょうから日記が楽しみです♪
ウチのバイクは直ったヨォ(・∀・)b

ぁ、リンク感謝です、公認デス(ΦωΦ)♪
とりふぁー |  2008年07月14日(月) 00:25 | URL 【コメント編集】

★承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
 |  2008年12月08日(月) 07:03 |  【コメント編集】

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