*All archives   *Admin

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.16 (Mon)

祭りの後。 前編

では、前回の予告通りぼちぼち語っていきます。……なんて、いきなりは始められない美月です(汗) まあ、せめてご挨拶くらい申し上げないからには始めるも何も……
でも、そんな風に変に引っ張ってもどうしようもないので、ていうかぶっちゃけ「早く始めろ!」と思っていらっしゃる方が多いだろうと思いますので、やっぱりさっさと始めようと思います。

あ、やっぱさっさと始めません。リンクを追加いたしました♪ 最近コメントを下さったとりふぁー様のブログ、「てくてく☆いこうよ♪」です。シークレットであの後またコメをくださったのですが、楽しそうだった且つ雰囲気がこのブログに似ていて共鳴感を覚えましたので、未許可ですが追加させていただいた次第です☆ ぜひ行ってみてください皆様。私もいきます。私もいって二輪について色々知らないこと教えてもらっちゃおうと思っています(笑)

では、宣伝をしたところでさっさと始めます。
えー、前回記事を確認なさってください? 私は去る六月十四日、高校の文化祭が終わって、製本などに毎日追われていた部活も一段落いたしました。お疲れ様です……ってのはいいのですが、それのせいで更新が滞ることとなってしまいまして、じゃあ溜めてた分を一気に書いてしまおうかと。そんな気まぐれとも取れる首を絞めるような大変な真似を予告してしまったのです。

ちなみに、書くって予告したこと達↓
・六月八日、えりなっちことイーゼルちゃんに会ってきたことについて
 (ネタにしてやるよって言ったのに結局更新できず。メンゴ!)
・今週一週間の製本作業について
 (部誌についてもちょっと語りたい気分です)
・六月十二日、ばったり帰り道に刹那先輩と遭遇したことについて
 (いや、本当に偶然で……まあ、詳しくは後日ってことで)
・六月十四日、津村先輩&和泉先輩と再会した文化祭について
 (つまりは今日ですよね。そう、再会したんですよ半年ぶりくらいに)
・五月十四日、そういえば中学に顔出してきたことについて!
 (テスト終わったら書くはずが、とんでもない嘘つきになった)


こんな感じでしたかねぇ……
では、じゃあ日付順ということにしてまずはずっとほっぽっといてあった五月十四日から。よろしければ、お付き合いください。

 * * *

五月十四日。つまりは一ヶ月前のこと。
この日は美月が所属している文芸部での、文化祭用部誌の原稿の締め切りの日でありました。加えて学校ではPTA総会があるため、なんと三時間で終了というやっほうな日!(何
で、美月はさっさと原稿を提出して(注:さっさとなんて書きましたが、実は本文はさっさと書き終わっていても挿絵はかなり時間かかって、結局ぎりぎりだったのです。駄目な子!)部室で朝来ていた刹那先輩からのメールに一時間かけて返信文を作り(注:小説がリレー形式でついていたメールへの返信だったので、リレーで小説書いてました。結構時間かかるんです、携帯だと)、学校を飛び出しました。

その理由は至極簡単で、実は私、中学の部活――演劇部で部長をしている妹分・まーちゃんにメールをしていたのです。
『水曜は三時間で、部活も原稿出すだけなんで多分いけると思います』
ま、こんな内容でしたでしょうか……。すいません、詳細覚えていません(泣) だったらメール見ればいいじゃんと思われる方も数名いらっしゃるかとは思いますが、それもできないんです。お馬鹿な私は、何を間違ったのかそのメールを削除してしまったので(・-・;)
本当に、何をやっているんでしょう……orz

O駅のルミネでちょいとしたみやげ物を二百円程度で購入し、バスに飛び乗ってバス停で降りて(当たり前)、んでもってやってきました我が中学。

でも、誰もいない……

四時ごろ学校に行くと、職員室にはほとんど誰もいらっしゃらないという状況。何があったんだろう……ていうか、先生はおろか生徒すらも見当たらないんですが?
せめて顧問のN先生にご挨拶くらいは思っていたので、ついでに担任だった先生と会えたらラッキー☆ くらいにおもっていたので、拍子抜けもいいところ。ていうか、微妙に怖かったです(汗)

で、怖がっててもどうしようもないんで、来賓用のスリッパをぺたっこぺたっこやりながら活動場所の三階・会議室に向かいました。ドアのところについている窓から中を覗くと、元気そうな顔が。
「あ、先輩だ! 開けて開けて」
まーちゃんが気がついてくれて、彼女の後輩がドアのロックを解除してくれました。久々に入る活動場所の香りと、元気そうな仲間達に「こんにちはー」とまずは流儀にしたがって挨拶をば。そこらへん、私もまだまだ普通な子なのですよ(説得力ないよ)(そこでそう言うところが既に普通じゃないよ)

メンバー、増えてました(笑)

いや、メールにもそう書いてあったし、知ってはいたんですけどね! でも、いつも文字通りの若干名しかいないような部活に人が増えていたら、流石に「おおう……」くらいは思っちまうのがOBの性ってやつでして(^-^;)

二年生が三人、一年生が二人、新たに入ったというのが情報。

二年生の新たなる三人の内、二人は男の子です! うーん、仮名(以下ネーム)は何にしようかな……じゃあ、ピーちゃんとジョージで。え、なんでそんなネームなのかって? 実は今年の演劇部、演目はPeter‐Panだそうで、ピーちゃんはピーターパンの役だからそれからとってピーちゃん、ジョージはそのままジョージの役をやるからってだけですよ。単純な脳みそでよく小説が書けてるよなってな具合ですねー(アナウンサー調で)
ピーちゃんは、よくいるしっかり者タイプな少年。今年初めてであろうにも関わらず、「こうした方がいいんじゃないですか?」「ここはこうでしょう!」などなど、かなり積極的に動いてくれていて先輩としては感動です。自分の演技に対しても一生懸命にやっているのが将来性かなー……そんな子でしたね。その熱心さはむしろ先輩!(ヲイ)
対するジョージは、行動派のピーちゃんに比べるとおとなしいタイプ。やるときはやりますが、どちらかというと「こうしよう」と発想するのではなく、発想されたものを地道にコツコツ、しっかりこなしていく感じの子です。こういう「縁の下の力持ち」みたいな子がいると、部活として安定するんで大助かりな感じです!
ま、二人ともしっかり者っていっても、休憩時間になれば追いかけっこだの取っ組み合いだのになってしまうのは、そういうお年頃ってことで!

もう一人の二年生、女の子のウェンちゃん(確か役はウェンディだったよな……違ったらやだな。でもまあいいや、ウェンちゃんで)は、その日はきていなかったので会えなかったのですが、元気の良さそうな二年生軍団にほっとしたのでした。

んでもって、一年生! 部活の将来を背負う、本当の意味でのホープは一年生です! しかし、二年生がばんばん入っているのとは対照的に、一年生はそうでもないようで。
一年生の内、一人の子は入部届が出ているだけ、部員どころか顧問のN先生すらも顔を見たことがないという根っからの幽霊部員だとか。あ、この情報は既に一ヶ月前のことなので今はわかりませんよ? きてるのかも……あいや、やめたかも……どうなんでしょう? この記事書く前にまーちゃんに連絡取ればよかったな(今更)
今までにも幽霊ちゃんはいましたが(まあ、逸樹君ね。彼は今、別の教育機関でお世話になりながら、時々顔出してるって話です。この前は来てませんでした)、そんな顔すらわからないなんて根っからの幽霊ちゃんは初めてです。部員が増えた分、そういう部員も入ったんでしょうか……うーむ
まあ、悩ましいところではありますが、幽霊ちゃんの話はこれくらいにして。もう一人の一年生に関しては、ちょっと話を数日前に戻さねばなりません! ということで、いきなりですが以下回想。

~回想~

五月の記事を参照してください。「ぼくたちはぶれいくたいむのように。」です。五月……十七日だかの更新だったかな? はい、時間をとりますから読んできてくださーい。
…………………………………………………………
読んでいただけましたか? ありがとうございます。はい、五月十一日、刹那先輩と会ってきた時の話であります。
そういえば記事にはコーヒーとカップの話以外の話をあまり書いていませんでしたが、その時美月は刹那先輩からこんな話を聞いていました。
「あー、演劇部ってばさ。うちの妹、なんか入るんだか入ったんだかっぽいよー」
「え? そうなんですか?」
刹那先輩には、芽亜里ちゃん(メアリって一発で読めた貴方はすごい。もちろんネームですよ)という名の妹がいます。丁度今年一年生になったばかり。話には私も何回か聞いている芽亜里ちゃんですが、彼女が演劇部に入ったという話を予期せずして私は聞くこととなったのでした。そういえばこれは余談なんですけど、何故か刹那先輩、自分の妹のことを第三者に話す時に、「うちの妹」って呼ぶんですよね、名前でなく。一体普段どんな関係なのか素直に興味を持つところです……
「仮入(注:仮入部期間のこと。体験入部とも言う)いってきたよーって聞いて、何か入部届も出してたっぽいんだけど」
ちなみに刹那先輩、その時点で後輩である三年生の二人・まーちゃんとイーゼルちゃんに「うちの妹をよろしく頼みます」なるメールをしたそうですが、その時点でイーゼルちゃんから部をやめたことを聞いたらしいです。
「そうなんですかー」
「うん。それでね――」
そうしてやがて芽亜里ちゃんの話から脱線していってしまったのでした。駄目な女子高生二人……ちゃんちゃん♪

~回想終了~

で、その芽亜里ちゃんもちゃんといましたよ! 一年生ながらも、頑張っていました(笑) そうやってちゃんと頑張れるところはお姉ちゃんに微妙に似ているようです(再笑)
そんな芽亜里ちゃんの第一印象ですが……うーん。非常に言いにくいんですが、掴みにくい子ですね。いや、掴みやすくてもどうしようもないんですけど、なんだかすっごくふわふわした感じのぽーっとした子で、だからこそ何か侮れないなこの子……みたいな。その「よくわかんないけど侮れねえ」ていうところがお姉ちゃんとまたまた微妙に似ていたんで、あ、やっぱ姉妹なんだねえと思わずにはいられませんでしたよ(苦笑) お互いに比べられてしまう姉妹の性?(^ ^;)
でも、結構色んな話してきました。いや、他の子とも結構話したんですけども、それにしても部活以外のことをこうも大量に話したのは芽亜里ちゃんとだけでしょう! で、その楽しい会話の内容はやっぱり秘密です。一つだけ明かしておくと、芽亜里ちゃんは某カエル軍曹さん大好きっ子ですよ(謎)

そんな感じで、あとはおなじみメンバーの部長であるまーちゃんと二年生にして副部長の碇君の二人で、合計八人、今は籍が置かれているとのことです。今までの最高が七人だったんで(ちなみにその時私は二年生でした。津村先輩も和泉先輩も上月先輩も、もちろん刹那先輩もまだ現役! まーちゃんとイーゼルちゃんはぴちぴちの新人でした。懐かしいなぁ……あの頃はまだ私達も若かった。……どうでもいいですか? そうですか……)、それを更新したってことで、大記録なのではないでしょうか? 頑張ってるね、後輩達。でも、私が抜けた途端にこれだと先輩は怒っちゃうぞっ☆ ぷんぷんっ(さとう珠緒風に)(←古め)

練習にも参加させてもらいました。元々Peter-Panのキャストはその八人フルでも足りない上に、逸樹君とウェンちゃん、一年生の幽霊ちゃんが欠席だったので全然足りなくて。で、ウェンディやらせてもらいました(笑) 半年振りくらいに演劇やったわけですが、最初はやっぱ戸惑いましたねぇ。それでも一分もやれば充分に動けたんで、いやはや、顧問がN先生になってからのラスト一年は本当に効いていたんだな(しみじみと)
ところどころ危いところもありましたが、Peter-Panは去年私が引退した後にもちょびっとやった脚本なんで、基本はやりやすかったです。ピーターパン役の相方であるピーちゃんからは「一緒に演ってて(やってて)動きやすかったです」って言ってもらえたので、ま、良しとしましょうか。

反省会もきちんとやっていて、卒業生としては感心するばかりです。
演技に至ってはまだ荒削りなところもあり、発声や発音にも少々問題は残る感じでしたが、それはまだこれから成長できるという証。ぜひとも積極的に活動に参加して、八月の中学校合同公演会、九月の文化祭では素晴らしい舞台を見せていただきたいものです。

ま、引退した僕らOBは代わって演る(やる)ことはできません。《天から見守る先祖、しかし地上に降りれず》みたいなっ! ……なんてことを刹那先輩は去年言っておりましたが、その時の心境がつくづくわかった気がします。

要するに、卒業生は本番前だって気楽なんだよっ!(笑)

私は時々しかいけないけれど、N先生の言うことをしっかり聞いて、頑張ってね後輩達。今度津村先輩や和泉先輩と一緒に夏休みくらいにでも顔出すから、それまで元気で。
そんな感じで中学を後にしたのは一ヶ月前!? な美月なのでした。

 * * *

さあ、そんな風にして部活で頑張っている後輩達とは別のところで奮闘している私の後輩がもう一人。
毎度おなじみ、えりなっちことイーゼルちゃんです。彼女は私が卒業した後、部員の数が結構モノを言う仮入部期間の四月いっぱいで演劇部を退部しましたが、その理由は至極簡単で、彼女は将来の展望があるからです! ……リンクからホムペ行ってもらえればわかると思いますが、彼女の将来の夢はイラストレーター。それを意識した結果、そのための勉強を演劇より優先させたいとのことになり、部を辞めたのでしたー。
そうすると当然、私達OBとは滅多に会えなくなっちゃう訳で。
部活に残っていれば、卒業生と在校生は会うことができるんですが、それができなくなっちゃう訳で。
ちなみに卒業生同士は会えないはずだったんですけど何だかんだで会っていますが。
先輩達は気楽ですが。
で、メールが来たと。

『お久しぶりです! イーゼルです。
ついこの前修学旅行に行ってきたので、お土産を渡したいのですが、会える日はないでしょうか? 
お土産といってもたいした物ではないのですがどうしても渡したいんです。
私は基本的に土曜日、日曜日はフリーです。
お返事待ってます♪』

可 愛 い な あ 、 こ の 子 は (ノ∀`)

この、最後の「お返事待ってます♪」の「♪」が極めつけでしょう。そんな可愛い後輩の切なる願いを私が退けられる訳がなく、『てか、お土産買ってきてくれたの!? 嬉しいです。ヤダなー、私のことなんてほっぽっといてくれていいのに(笑)』なんていうちょっと素直じゃない返事をし、会うことになったのが六月も八日のことでした。丁度、高校の文化祭の一週間前です。……この時はまだ部活もそこまで忙しくなかったんだよ! 余裕こいてたともいうけどさ。
ちなみにこの六月八日というイーゼルちゃんが提示してきた日付については、一週間後の文化祭でとある論争を巻き起こすことになったのだが、この時私はまだそのことを知らない。知らないったら知らない。というより知る由もない。

以上回想。

その日は雨が降りそうな感じの曇りでしたが、そこまで大きな天気の崩れもなく、結果予定通りいつもの駅前広場で待ち合わせることとなりました。時間的に十分前につくバスに乗ったんですけど、なんかイーゼルちゃんの方が早く着いていたという……(笑)
ま、根っから運動部にいた方などにとっては後輩が先に来て待ってるなんて、そんなの当たり前なのかもしれませんが、うちの部は例外的に先輩後輩が仲がよく且つ平等なので、後輩はもちろんのこと先輩も相手を待たせると気まずいってね(笑笑)

「よ、んちは。おまたせしました」
「あ、どうもです」
ちいと緊張気味に見えたのは気のせいかい? イーゼルちゃん。そんなのはさておきとして、挨拶もそこそこに彼女は、

いきなりその「お土産」を渡してしまうという。(笑)

もうちょっと引っ張れよ! じゃないと、せっかく会えたのに先輩はそれもってその時点で逃走するぞ! 引き止めろ、引き止めろ! 引き止めるんだイーゼル!
「いや。いやいやいやいやいやいや!」
だから私は彼女を止めました。
「そんなすぐに渡しちゃうの? そこで引っ張んないと、最悪の場合先輩はそれをもってすぐに『じゃ!』って帰っちゃうよー? まあ、まさかそんなことはしないけどさ(笑)」
「……あ、そうですね(笑) じゃあ、後にします」
君は心の底から純粋なんだろうなあと思ったよ。私は絶対に、別れる時くらいまで出さないね! 少なくとも、会ってから一時間より後に渡すよ。話すことがあっても、それも会ってから一時間より後に話すよ。引き止めるから。ていうか、それは計算なんだけどもさ。それがないのが、いいなって思ったよ(笑)

さあ、それから私達は移動することとなりました。どこへかって? マック(注:関東圏におけるマクドナルドの略称)です。北口のマックです。近くにθショップがあります。なんでそこなのかって言うと……
「で、じゃあどこかに入ろうと思うんだけど。どうする?」
「……どうしましょっか?」
悩むイーゼルちゃん。うん、二月に刹那先輩に対して私が言ったことと大体同じです。どうすればいいのか悩む気持ちは充分わかるよ。いや、君悩んでた? 私の勘違いだったらすぐに言ってくれ。うーん。うーん……
「……じゃあ、案としては三つだな!」
私は、一ヶ月前――五月十一日に刹那先輩に対して言ったのと同じことを言いました。
「一つ目はぁ、ここら辺でちょっとお勧めなケーキとお茶のお店があるから、そこ。二つ目は、ミスド(注:ミスタードーナツの関東圏における略称)とかマックとか、ドトールとか、ベローチェとか、ベローチェとか、ベローチェとか……。……。女子高生ルートだね。三つ目は、まあファミレス(注:ファミリーレストランの略称)。主婦路線。どうする?」
「そうですねー……」
この提案を聞いて、イーゼルちゃんが出した答えはこんなのでした。
「うち今、お金あんま持ってないんですよ……;; だから、高いところはちょっと、ですね……」

マ ジ か 。

「……じゃあ、マックかな。百円マックしよう」
「はい、そうですね」
で、近いので北口のマックと。ちなみに、イーゼルちゃんはドリンクSのみ、私はドリンクSとアップルパイを頼んで、それぞれ百円と二百円ナリ。

で、後は語り倒しました。(笑)
テストの話とか、学校の話とか、受験の話とか、そういうこの歳ならではの話題に始まって、私達に共通する話題……例えばイラスト・小説・ホムペ、そんな話まで、多岐に渡りましたねぇ。まさかファッションの話になるとは思ってなかったが、でもまあ、楽しかったですよ!
ちなみにテストの話で思い出しましたが、彼女、実はその次の水曜日から定期試験だったんです。会ったその日は「月曜から」――つまり翌日からって聞いて、「お前一応仮にも受験生なんだから、勉強しようよ!(笑)」なんて話をしたんですけども。でも、水曜だからって同じだろう! テスト前の最後の休日なんだから、勉強しよう、一応(笑) テストの点はどうだったのでしょうか。

マックであるのをいいことに、お絵かきもしました。持っていってよかったルーズリーフ! 向かい合って一枚の紙に絵を描き殴っている二人は、さぞかし不自然な二人組だったことでしょう(笑) 特に年齢と身長が逆転しているので、余計に不自然だっていうのは突っ込んじゃ駄目です!
で、描いたのがこちら↓

rakugaki0608



ちょっと右下が影になっちゃって見にくいですが、ご愛嬌。フラッシュの一つでもたけばよかったんでしょうが、そこまで思い至りませんで。ちなみに、わかる方はわかると思いますが、手前が私で奥に逆転しているのがイーゼルちゃんのです。知らない内にまた彼女は画才がアップしていたので、あ、私はもう先輩としての役目終えた……くらい思いました。(笑)
描き終わったやつは、イーゼルちゃんにあげました。なんか、落書きっぽくてもらっても嬉しくなかったかもしれませんが。それでも「ありがとうございます」って言ってくれる君が素敵(´∀`*)

お土産もちゃんともらいました! 中身は、ニッキの匂いがする私の好物の内の一つ・八ツ橋と、高級感あふれる桜の模様が入った栞。センスが素敵過ぎてグッジョブです(笑)
まあ、そんな感じの何だかんだで、マックでのんびりしてきました。性懲りもなく何時間一緒にいたのかって?

そりゃあたっぷり、三時間も。

一時半に待ち合わせて四時半過ぎまで一緒にいたんで、そんなもんですよね。いやはや、部活の付き合いというのは恐ろしいものです。この前の刹那先輩との五時間ほどではありませんが、良くぞ三時間も話題がありました……途中二人とも絵を描くのに没頭した時間が数分ほどありましたが、でもそれ以外はほとんどしゃべってたよね僕ら(笑)
いい後輩を持ったと心から思います。

帰り、バスターミナルまで歩きながら。
「あ、そうだ先輩」
イーゼルちゃんは、ふと思い出したように言いました。
「私、ついに眼鏡を購入しました」

…… は い ? (・A・;)

「……え、マジでか!」
「そうなんですよー」
そうして鞄の中からごそごそと眼鏡ケースを取り出し、イーゼルちゃんが書けた眼鏡は、金属でできた赤くて細いフレームの、彼女のイメージにぴったりな印象の眼鏡でした。
「うわー。いいね……でもこれで、君も演劇部眼鏡っ子同盟に加わったことになるのか;;」
「そうですね(笑)」
これで、私が――そしてイーゼルちゃんにとっても一番印象に残っているだろう、二〇〇六年の前期のメンバー、……先ほど挙げました津村先輩、和泉先輩、上月先輩、刹那先輩、美月、イーゼルちゃん、まーちゃんの中で、唯一度が入っている眼鏡を持っていないのは私だけとなりました。他の人は皆近視気味っていう……度が入っていない伊達のやつなら、私もあるんですけどね(笑) 結局皆眼鏡っ子です(再笑)

そんな眼鏡っ子のイーゼルちゃんに、別れ際。
「うーん、何か言っとくことないかい?」
私はそう言いました。イーゼルちゃんは小首をかしげて、
「言いたいことですか?」
「そう。ほらー、もしかしたらこの帰りに事故で私死んじゃうかもしれないしさー。だから、なんかあるんだったら言っといた方がいいよん」
「……そうですねぇ……」
しばらく考え込んだイーゼルちゃんが、私に言った別れ際最後の言葉がこれでした。

「夢……将来の目標は、早めに持った方がいいですよ。」

「……そっかー。うーん……私は、このまま高校卒業できて、どっか大学いけて、就職して、誰か社会のために貢献できる仕事をしながら普通に小説書いて暮らしていけたらいいんだけどねー……それって、将来の目標とは言わないですよね;;」
そう、イーゼルちゃんは私の何キロメートルも、何光年も先を行っています。
目指すところがある人は、強い。
頑張っていることを伝えてくるイーゼルちゃんを、強い子だなって思いました。
その分悩みとかもあるとは思いますが、でも彼女なら大丈夫だろうと。
一歩一歩、着実に前に歩いていけるだろうと。
私が彼女にしてあげられることは、せめて悩みを聞くことだけ。
でも、それすらももう必要ないだろうと。
私と違って、イーゼルちゃんは自分を持ったしっかりした人間です。
私と違って、誰かに実態を与えられずとも生きていけるだろうと。

あれ、楽しい話にする予定だったんだけどな。シリアスになっちゃった、てへ☆(←

 * * *

それから一週間の間、私はずっと十四日の文化祭に向けて文芸部の部誌作りにいそしんでおりました。月曜日には、金曜日までに先輩達が裁断しきれなかった分のページを裁断するという予定が入っておりまして、一年生の製本作業初仕事は、印刷室の裁断機でB4版の紙を半分のB5版に裁断することでした。

が、けれど、しかし。

裁断機が壊れた……!

三年生・汁子先輩命名の裁断機・カトリーヌ(注:文芸部の先輩達は印刷機にまで名前を付けております。すいません、印刷機の方の名前は覚えてないんですが;;)が、急に動作異常を起こしまして。三回くらいは先生に直していただいたのですが、ついに最後には「触るなキケン」の紙を貼られて使用禁止となってしまいました……。
さあ、困ったのは我等が文芸部です。まだ部誌の裁断は上下巻の半分が残っている状態。どうしようか、という話に当然なりまして。事務室に行けば同じような裁断機があるのですが、またぶっ壊してはどうしようもありませんし……
そんな中、蒼菜先輩は一言。

「カッター……かな」

そ し て 文 芸 部 、 史 上 初 か も し れ な い カ ッ タ ー に よ る 裁 断 が 始 ま っ た 。

残っていたページをすべて部室に持ち帰り、美術科のカッターと定規を借りて、裁断裁断また裁断。手が真っ黒になり、カッターを持っている右手の親指が痛くなるまで作業を続けました。――ということで、月曜日火曜日はずっと裁断作業に追われていましたー。正直とっても疲れましたが、それでも火曜日にはすべて切り終わって、上巻の製本作業に入ることができましたよ!

うちの部の部誌は、すベてホチキスと製本テープを使った製本をしています。まずは一巻のすべてのページを机とイスの上に並べ、一ページずつとっていきます。その数、一冊辺り百四十ページを百三十部。それが終わったら、次は確認作業をしていきます。ページ違い・乱丁落丁がないかどうかを一冊一冊人間の目と手で確認していくというのだから大変です。それが終わったら次は下巻……という作業を、次に水曜日まで行いました。

木曜日からはいよいよ文化祭の準備が学校の時間割に組み込まれて、その時間も使って、ホチキスによる閉じの作業に入ります。いやあ、大変でした……今年は一年生が大量に原稿を書いたので(←その原因になった人)(ぐさっ……)、ホチキスが上手く刺さらないんですね、最後まで。私はカトリーヌも扱えないくらいに力がないのでやらなかったのですが、先輩達苦労してました。一年の男子部員は借り出されたりなんかして、Reem君なんて頑張ってましたよ。
私は、ホチキスのはじをとんかちで叩いたり、紙の向きをそろえて閉じた後、ばらけてしまってそろっていない背表紙側を鋏でカットするという作業をしておりました。失敗したホチキスの針を抜く作業もいたしましたが、指に刺さって流血っ! 部誌が真っ赤に! ……は、なりませんでしたけど(笑)
そうして部誌がすべて完成したのは、木曜日も五時半を過ぎた頃でした。

実は私、部誌が完成した暁には「とあること」をしなくてはなりませんでした。
日曜日、つまり八日――イーゼルちゃんと会ってきたその日の夜、私はたくさんの人……たくさんじゃないな、六人ですね。六人の人にメールをしました。こんな内容です。

『お久しぶりです、星空です。
唐突ですが、来たる六月十四日、我がO高校の文化祭があります。ご都合がよろしければ是非来てください!
ちなみにうちのクラス13HRは、昇降口で文化祭全体の案内をしています。私自身は文芸部で部誌を無料配布するため基本北棟三階B演習室にいると思いますので、お声をかけていただけたら嬉しいかなー、と。
必ずそのどっちかにはいると思います。
詳しいことについては、メールいただければまたご案内します☆ 答えられる範囲で、ですが……』

これは捨ててなかったのでありました(笑) 津村先輩・和泉先輩のお二方への文面です。同じような内容を文章を変えて、後輩はまーちゃんに、中学の同級生は尚さんとみづちゃんに送りました。
あれ、一人足りませんね? 数えてください、五人しかいませんよー。「五人しかいねえじゃん。星空、間違えてるぞ?」と思ったそこの貴方。貴方のその目は正常です。そうです、私は五人しか名前を書きませんでした。
誰がいなかったのでしょう?

もうお分かりですね。刹那先輩です。

ここで唐突に、話は六月八日――イーゼルちゃんと会った時に戻る。
実はイーゼルちゃん、マックに入った時点で私にこんな話をしておりました。
「実は次の土曜日は、刹那先輩にも会うんですよぉ」
次の土曜日。
カレンダーを見て確認してください。八日の次に来る土曜日は、間違いなく十四日です。そう、文化祭の日です。
「あ、そうなんだー。……何時から?」
「二時からですねぇ」
「遅っ! 私の時はいつも一時だよ(笑)」
そうじゃないだろう!!
えっと、そう。また過去の記事を確認してください。何度もすいません、五月十七日の記事です。それを読んでいただければわかると思いますが、あの時私は「もしかしたら文化祭いけると思う!」と刹那先輩に言われておりました。プラス、「部誌読みたいです!」とも。

連絡、もっと早くしておけばよかったなぁ。(ノA`)

部誌どうすればいいんだろう……欲しいって言ってたよな。どうしよう?
で、迷った挙句の文面がこちら。

『テスト勉強中でしょうか? 失礼します! 星空です。
この前お会いした時にもお知らせしましたが、我がO高文化祭が今月十四日にあります。
ご都合が合えばぜひ来てください……と、言いたいところなのですが、実は今日イーゼルさんに会ってきて、既にご予定が入ってしまっていると聞きました(苦笑)
ですので、よろしければ一部くらいは部誌取っておけると思いますから、必要があれば連絡ください! というメールです。……私の作品読まれちゃうのは怖いですけど、まあ……はい(苦笑) 同じ物書きとしてまた感想いただけたらな、とか……』

これが、六人目の正体だったのでした。そして大体その日のうちに、全員からお返事いただきまして。

まずは津村先輩です。『もともと行くつもりだったんで、是非行かせて頂きマス♪』とのことでした。相変わらず素敵な我が上司です(笑) 相方といっていいのかわかりませんが、和泉先輩からは返信はありませんでしたが、恐らく高校同じなお二方、なにやらご相談されて、代表して津村先輩がメールくださったのでしょう。ありがとうございます!
ちなみにその言葉の通り、当たり前ですが当日来て下さいました。それについてはまた次の話題で語りますから次進みます♪

次に返事がきたのはまーちゃんでした。『すいません⑥月⑭日は英検があるので、いけないんです』とのことでした。流石受験生。しっかりそこらへん考えているようで、安心する返信です。結果はどうだったかな? でも大丈夫! 君なら私よりも上にいけるさ☆
で、同じ頃に尚さんからもメールが。『土曜ですよねー……うちの学校、二時まで勉強特訓があるんで、時間的にどーなんでしょ(゜д゜;)』で、多分いけないとのことでした。しかし、私立って大変だな……土曜に勉強特訓だって。そこを選んでいったんだから、尚さんてば流石です。
みづちゃんからは、『是非行きたいです! でも一緒に行く人が見つかるかわかんないから、見つかったらになるけど』とのことでした。ちなみに彼女当日こなかった(いや、来てたけど見かけなかったのかな……)ので、一緒に来る人見つからなかったのかもしれません(汗)

ま、そんな感じで、肝心要の刹那先輩からの返信がラストでした。
『丁度テストが金曜日に終わって、今は原稿に負われし刹那です。
部誌欲しいです! かなり読みたいです!! 感想ならいくらでもお答えしますから、是非に!』

……そーっすか。(´ `;)

とってもハイテンションな刹那先輩からの返信とは正反対に、美月の心には暗雲が立ち込めていました。今私は一年生。一応色々部の活動に参加して貢献してきたつもりですが、だからって文化祭に来ない友人のために部誌を一部もらえるかと思ったら相当怪しい問題です。蒼菜先輩達なんて言うかな。やっぱ駄目かも。そうやってもらえなかったら刹那先輩にどう言い訳しよう……既にネガティブ王子モード(今流行の王子)突入です(泣)

ここで話はまた唐突に、木曜日の放課後午後五時半に戻ります。

「部誌、もう欲しい人いる?」
部長の蒼菜先輩の言葉に、まいふれんず香椎とともに率先して手を挙げる美月。「じゃあ、箱から出してもらっていいよー(笑)」と言ってくださった蒼菜先輩に、私は気まずく「あのー……」と言います。
「あの、実はお願いがあるんですけど……二部いただく訳には、いきませんか?」
「うーん……一人二部は……(苦笑)」

来 た よ 。
来たよ来たよ来たよ。

蒼菜先輩、渋い表情。仕方ないので、本当のことを話すことにしました。
「あの、ちょっと文化祭当日に来られない友達が一人いて……でもその人が、どうしても部誌欲しいって言ってて、できればもらってきて欲しいって言ってるんですけど……駄目ですよね?」
不安が募るよ、まいだーりん。こんなに苦労させやがって。
自分からその苦労の種をまいたのに、刹那先輩を呪う私が最悪。
しかし次の瞬間、蒼菜先輩の口からとんでもない一言が!!

「あ、それならいいよ。平気!」

は い ! ? (゜A゜!!!
……いいんですか?

「うん、私達も結構一年生の頃とかやってたしねー(笑)」
「うんうん、やっぱ中学の時の友達とかさ」
笑顔でそう会話を交わす、蒼菜先輩と、会計の美月先輩。
女神に見えました。(笑)

「……ありがとうございますッ! あー、よかったぁ……」

思わずほっと一息つく美月。部誌が大量に詰まったダンボール箱の中からできるだけ綺麗に製本できているものを上下一冊ずつ取り出して、ちゃっかり持ってきていた有隣堂の袋に詰めたのでした。
自分用にも上下セットでもらい、有隣堂の袋を片手に香椎と一緒に部室を後にする美月は、この時まだ気がついていませんでした。

神様が、とんでもないサプライズをこの後用意していたことに――

 * * * 

さて、凄く引っ張るようなことを書いたここで今回の記事は一旦おしまいです。まだ半分書き終わってないと思うのですが、まあ長くなったし。
ということで、近々更新予定の「祭りの後。 後編」をお楽しみに♪
予告で今日はさようなら! 近いうちにまたお会いしましょう、美月でした。

15:47  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://beautifulmoonsblog.blog98.fc2.com/tb.php/45-0df20c7b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。